後ろから見たモアイ像7体。こっち側の方が男前かも(笑)。
それでも宮崎
コロナで海外旅行に行き難い間は国内で未訪問の県に積極的に行ってみたいと始めた「どこかにマイル作戦」。但し4択プログラムであり、いつもピンポイントで行きたい県を選べる訳では無いのもそれはそれでお楽しみの1つ。
今回は、まだ行けていない高知、宮崎、佐賀(福岡空港)を含んだ4択で申請したところ、結果は、鹿児島・・・この辺の勝負弱さが笑える。
でもこの25%の敗戦率に対処するプランBは当然用意されています。時間はいくらでもあるので旅のプラン構築は万全です(笑)
鹿児島は以前指宿と種子島には行ったことがあるのですが、今回は霧島温泉でまったりした後で、レンタカーで宮崎に抜けるコースです。
2日目に霧島神宮をお詣りした後宮崎へ。
高速使用で1時間40分、料金は1700円。一方一般道では2時間。
時間を買いたい旅行でもないし、効率性を求めない移動も旅の楽しみのひとつです。
一般道でも途中に信号も少なく、ご機嫌に運転して目的地のレストランまで1時間30分。
ん!? 地方レンタカー旅行あるある(笑)。
フォトジェニック日南
青島神社
パームツリーとのアンマッチ。バリのライステラスと同じ心地良い違和感。
絵馬のトンネル。
ジャングルのトンネル。
フィリピンから黒潮に乗って種子が辿り着いたと言われるビロー樹、樹齢300年のものもあるそうです。
サンメッセ日南
チリには10回以上行きましたが、モアイがあるイースター島には行く機会はありませんでした。チリ領といってもサンチアゴから3,800キロもあるからそう簡単には訪問できない。まさに絶海の孤島です。
でも宮崎ってチリに雰囲気似ているんだよなぁ。規模は違っても両方とも「シュっとした」長い海岸線を持っています。
題材=見る人。
かわいいベンチを写してみてわかったこと。見る人はモアイ像を見ているんだ。
鵜戸神宮
海岸へ降りていくと
当たり前のように洞窟に神社があった!
今晩カープがジャイアンツに3タテを喰らいませんように・・
海岸
青島の鬼の洗濯岩。満潮時にはいろんな不思議な生き物が生活してそう。
鵜戸神宮の奇岩。何に似ているのか思い浮かばないこの独創性。岡本太郎の作品のよう。
何となく去り難く、どんよりと曇った夕べにだらだらと散歩した本当に誰もいないビーチ。遠くに青島が見える。
宮崎テイスト
大好物のチキン南蛮。シンガポールの単身赴任生活でとてもお世話になったのは、やよい軒のチキン南蛮定食(笑)
宮崎が発祥の地だそうです。ちょっと捻って梅とペッパーバジルのWソースで。
海外出張の朝ビュッフェでマンゴーが当たるとラッキー。大抵はメロン・パパイヤまで。
デザートのマンゴータルトは美味しすぎて写真撮り忘れ(泣)ホールで撮り直し(笑)
居酒屋で宮崎三昧
宮崎では飲み屋街に近いビジネスホテルに投宿。
アジア・中東にある場末の安宿のようなフロント。ボク的には居心地に良い空間です。
最後の晩は、一人でも宮崎のフルコースを食べたかったので敢えて居酒屋のおひとり様コースを予約していきました。
カウンターの端に座ってお通しのあん肝、鴨に続いてお造りには食べたかった初鰹とカンパチ、そして待望の肉料理が。
とりの炭火もも焼き。ふたつの食感を楽しむ。
〆の冷や汁はきゅうりと豆腐で和えて。沖縄と似ていて南国食の知恵でしょうか。
スマホで野球速報をチェックしながら芋焼酎をだらだら呑んでいるとお店の方が声を掛けてくる。
「お客さんはジャイアンツファンですか?」
「いえ、カープです。今日も鵜戸神宮で祈願してきました。」
「あーそうなんですね。うちはオリックスファンです。」
「あー山本凄いですよね。あと吉田とか。でも東京では地味なんだよなー」
日南キャンプは二軍を含めるとカープ、オリックス、ジャイアンツ、ライオンズ、ヤクルトが毎年実施しているので宮崎県民の野球熱は高い。
春季キャンプでの日南の気候は、秋の日本シリーズの時期の気候と似ていて好まれるらしい。
しばしプロ野球談議を楽しみんだ後スマホでカープの3タテ(3連敗)を確認して最後にハイボールをオーダーしておとなしくホテルに戻る。
翌朝はまだ少し残っていたので、鹿児島空港までの120キロは安全をみて高速道路を使いました(笑)
野球の結果以外は大満足の南九州旅行でした。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!