10日振りの軽井沢です。
奥さんが、在宅勤務の木曜日に午後休が取れることになり、前日に旅行エージェント経由お目当てのホテルをトライしたら、何と直前割引で思いもよらない価格で部屋が取れました。
2泊3日、最近奥さんお気に入りのノマドワーカーライフ。
木曜日夕方着、金曜日ホテルで仕事、土曜日ランチ後ゆっくり帰ってくるパターンです。
念願の朝シャン@軽井沢
絵に描いたようなリタイヤ生活
丁度1年前に泊まったこのホテル。
この頃ボクはまだ現役で、東京に帰る日の朝にホテルで朝食を取った時のことです。
この日は、3月末の季節外れの大雪となりました。
冬装備をしていなかったので、車をホテルに置いて帰る羽目に・・
その時、強く思いました。あーリタイヤしていれば雪が無くなるまで延泊して心おきなくホテルからこの雪桜を満喫出来るのに!
その時、レストランでふたつ向こうのテーブルでボク達より10歳程お年を召した老夫婦が、朝食を取りながらボトルでシャンパンを飲んでいたのです。
奥さんは、屈託のない賑やかな方。旦那さんは言葉少なく、でも柔らかな笑顔で奥さんに静かに相槌を打つというやり取り。朝からの下品な酔っぱらいとは程遠い微笑ましい光景でした。因みに奥さんは2本目のシャンパンもボトルで頼まれていました。
ボクも海外では朝シャン経験はあります。
流石に出張中は無理ですが、奥さんと一緒にランカウイ島やシンガポールの5☆ホテルで。両方とも朝ビュフェでシャンパンはご自由にお取り下さいというパターン。
でも今一つ優雅でないのです。自分で注ぎに行く泡ものは・・
ミッションコンプリーテッド
それから1年、ボクも晴れて自由人となり、今回2泊3日の旅行は迷うことなく1年前のホテルをブッキング。
2日目の朝、9時から仕事のある奥さんに合わせ7時半よりゆっくりと朝食を取りました。
念願の朝シャン。フルーツと。
シャンパンは何とでも合います。組み合わせを選びません。フルコースディナで、お皿ごとにワインを選ぶのが面倒な場合は、最初から最後のメインまでシャンパンひとつで通す方々もいらっしゃいます。
朝シャンを実現したことも満足ですが、これから仕事があるのに笑顔で無職の旦那に朝から飲ませてくれる奥さんが横にいるのは本当に幸せなことだと思います。
2杯目はボクには珍しくロゼを。もう十分満足。また昼も夜も飲むからね。
夜も楽しい
このホテルは軽井沢別荘族御用達で有名なフレンチを提供します。2日目の夜はここで。
目新しい料理は何も無いけれど、それが正統派フレンチシェフのこだわりと誇りなのでしょう。安定・安心の晩餐です。
昼はこんな感じ。
ご馳走様でした! また来ます。
下仁田旅情
初日は奥さんがビデオ会議を終えてから11時に出発。ボクの運転の横でテザリングでPCをカタカタ。関越自動車道に乗って12時10分にはPCをパタンと閉じて本日の業務は終了。
本当に便利な世の中になったものです。
日本は仕事の生産性は世界先進国の中でも最低レベルと言われて久しいですが、規律の高いこの国民性、ちゃんとITシステムとプロセスが統制されればもっと国民幸福度も国際競争力も上げることが出来ると思います。
このコロナ禍が落ち着いてきたら「あ~、でも前向きになれる生活の変化があって良かったね。」と振り返るようになると良いですね。
豚のすき焼き
出発がゆっくりだったので、軽井沢到着予定が14時過ぎとのナビ表示。奥さんの提案で道中の下仁田で昼食を。
昔はコーヒーショップだったのでコロンビア、じゃなかったコロムビア(笑)。一人で店を切り盛りしていたおばあさんが教えてくれました。
でもコーヒーショップの面影無いねー。どう見ても小さな旅館の宴会場(笑)
店の入り口に。奥さんも「孤高のグルメ」を見てこの店に来たい!と言ってました。
すき焼きは、豚と牛が選べます。口コミでは「群馬では絶対ブタ!」とあったので群馬豚(笑)と下仁田ネギで大正解!!
大大大満足!! 追い豚しました。
食後に黒板メニューを見たら豚だとこんなに安い。次回も豚スキ決定!奥さんと「次回は2人で3人前だね💛」と合意。
奥さんのガッツリ系押しはレアー。
下仁田散策
数百回通っている関越道だけど、下仁田下車は今回が初めて。
今回は寄れませんでしたが、下仁田に「秘湯を守る会」の清流荘があります。秋になったら軽井沢に行く時寄ってみたい温泉宿です(夏の川沿いの露天風呂はアブが出るからね)。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!