富士五湖の旅行から帰ってみると、8月1日に受験した健康管理士の資格試験の合格通知が来ていました。
年々記憶力が著しく低下してきている中、この歳になっての新たなお勉強は不安でしたが、今年に入り通信講座で勉強を開始し、ちゃんと結果を出せて良かったです。
勉強を始めた背景
ボクのサラリーマン人生で仕事の責任のピークを迎えた50歳頃、体調管理の為にダイエットを敢行、そこで色々な参考書物を読んだ中で医学博士二人、石原 / 南雲両先生が提唱される小食健康法を通じて「自分が食べたもので自分の体は構成されている」という非常にシンプルな事実に感銘しました。
結果、その時は1年間で10キロの減量に成功し、仕事も順調にこなすことが出来ました。それから歳を重ねて60歳での完全退職を明確に意識し始めた55歳頃から、これからの人生を謳歌するにあたりお金より大事なもの、健康寿命の延伸というテーマに強い関心を持つようになりました。
当時老後を元気に過ごすハウツーものの書物としての提案としては、①何かしら社会に貢献出来る仕事(またはボランティア)を見つける ②生涯続けられる趣味を見つける ③奥さんと仲良くすると言ったことばかりで、医学的にどう健康状態を維持するか?ということに関しては何だか整理された情報がうまく見つからなかったのです。
そこで厚生労働省が監修しているテキストを使って健康全般にかかわる勉強を系統だてて出来るという理由で、健康管理士の資格試験にチャレンジすることにしました。
学習内容
通信講座では6つのテキストを通じて4回の添削を受けた上で資格試験を受けることが出来ます。
カバーする内容としては、以下の6つ。
1) 健康管理学
2) 生活習慣病の基礎知識
3) 心の健康管理
4) 生活を守る栄養学
5) 生活環境と健康
6) 体を守る健康知識
これだけ見ても良く分かりませんが、要は健康寿命の延伸の為の健康管理・予防医学の情報につき全般的に網羅されています。
日本人の死亡原因の3分の2を占める生活習慣病の症状とその予防(食事・運動・生活習慣等)、及び国として国民の健康維持の為に実施している支援内容とその利用の仕方といったボクの直近の関心事も網羅されています。
一方で社会環境・地球環境とボクたちの健康のかかわり→ボクの子供たち世代への影響、及びメンタルヘルスとストレス→(自分は先月よりストレスフリーであるものの)ボクの回りにいる人々の中にも実は様々な心の病を抱えていることへの気付きとその対応方法等、今回新たに関心を持つことが出来たトピックもありました。
健康管理士資格をとって
管理元である日本成人病予防協会によれば、健康管理士とは健康寿命の延伸の為、様々な分野で活躍する「健康管理スペシャリスト」のことであるそうです。
様々な分野というのは例えば
1.企業 :食品・制約・化粧品・エステ・フィットネス等
2.医療/福祉:看護師・栄養士・介護福祉士・ヘルパー等
3.地域 :自治体との協力の元、地域住民の健康管理指導・ボランティア活動等
でお客様や地域住民への総合的な健康管理指導やアドバイスが出来る、またそれを通じて信頼関係・コミュニケーションを構築出来るといったことのようです。
個人的な理解としては、健康管理士とは既に仕事をされている方々のスキルアップを目的とした資格であり、もしこれから介護士や栄養士等を目指した就職活動を行うのであれば、ちゃんとその分野の国家資格を取得しないと厳しいと思います。
ボクの場合は、自身と家族の健康維持の為に勉強したものであり、受験は無事終わりましたが、これからもテキストをベースに自身が必要と考える健康管理関連情報を繰り返し勉強し、健康寿命を延ばすべく実践していきます。
本件は備忘録として今後もブログにアップしていこうと思います。
おまけ(ノスタルジー)
有給消化を含め、実質的に7月より退職モードとなりました。在職中は月の単位で日々平均1万歩を目標に体力維持に努めてきましたが、7月以降はコロナ禍の影響もあり運動・生活活動共に半減している状況で、体重もそれなりの変動が認められています(泣)
どうせ当面は酷暑で外出する気も起きないので、家の中の季節外れの大掃除をする計画です(毎日少しずつね)。健康の為の身体活動として①基礎代謝②運動③生活活動を学びました。運動不足解消と家庭内評価アップを目的に頑張ります!
いつも掛け声だけなので、今日はこのブログを書く前に取り合えず玄関の三和土の掃除をしました。いつもは週一で掃除機掛けだけですが、今日は使用後の茶殻を使ってほうきでの掃き出し及び雑巾がけをしました。これだけでも日ごろなまっている身体には良い刺激になります・
ついでに今まで永らくお世話になった通勤用の革靴5足を本当に久しぶりに時間をかけて手入れしました。
今までの長いサラリーマン人生で身体の一部となっていた靴たちです。この3週間はきれいさっぱり会社の出来事など忘れ去っていましたが、まさしく「走馬灯のように」様々なシーンが蘇ってきました。
悪くない気分です。また戻りたいとは思わないけどね。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!