大浴場へのアプローチ途中の夕暮れ風景。
温泉に浸かりながら正面には相模湾と駿河湾に挟まれた富士山が・・
こんな景色を拝めるだけでも天城高原まで来た甲斐があったというものだ。
フレンチを掻っ込む
東京も雪がちらつく3月のある日、伊豆方面に向かうにつれて天気が回復してきた。
予定を変更して高台のフレンチレストランへ。昨年末にお邪魔して以来だ。
天気は良くてテラスも気持ち良いが、普通に寒い(苦笑)。
こいつと食事を共にするこの季節は時間との勝負だ。
折角の絶品メインも冷めないうちに急いで食べる。
その分デザートにはゆっくり時間をかける。アイスクリームも溶けないしね(笑)。
また桜の季節にでもゆっくり来たいです。
山のロッジで考えた
もともとは熱海で2泊したかったんだけど、週末の部屋がとれない。ペット同伴ルームはどこでも激戦区だ。
そこでダメもとで直前にここに電話してみたらあっさり予約が出来たのだ。
ここ20年来利用しているリゾート倶楽部だけど、メインは軽井沢、サブで熱海と箱根といった使い方で、この天城高原は今回初めてだ。
他のロケーションと違ってロッジ風。周りを囲む自然がとても濃い。
施設は古く室内も質素だけど、意外にも奥さんの評判は良い。
大浴場からの絶景も前述の通り。自宅から3時間弱とアクセスもそれほど悪くない。
周りにボーロを連れて行けるレストランが無いのが欠点だけど、今回の様に熱海や箱根への旅行の延長線上でもう1泊とかの使い勝手も良い。予約も簡単に入りそうだ。
前記事でも書いたけど、ボクはこのリゾート倶楽部の会員ではない。本会員のお医者さんから毎年10数枚の利用券を買っているのだ。
随分長い間利用しているので、入会を検討する機会は何度かあった。でも親の健康状態とか、ボクの海外駐在とかの理由で先延ばししていたのだ。
そうこうしているうちに軽井沢のホーム会員権は1千万円を大幅に超えてしまって、現時点では宝くじ(定期預金)が当たるか、キャンブル枠のレバナスで焼け太るかしないと買う気がしない状況だ。
でもここ天城高原の会員権なら軽井沢の数分の一の価格で購入出来る。毎年36枚会員に提供される施設利用券を使って軽井沢でもどこでも全国30か所近くの施設を利用することも出来る(宿泊代は別)。
欠点はホームでなければ夏の軽井沢とかは予約が入りづらいことだ。けれど奥さんがゆくゆく仕事を辞めることになれば(知らんけど)、平日だったらペットルームでも空きは出ているはずだ。
この価格なら大きな決断をしなくても購入出来そうだ。
単純に経済合理性から比較してみる。
現在お医者さんから毎年購入している券の枚数と価格、それに会員になると毎年発生する管理費・・
軽井沢などと違い将来的なリセールバリューもあまり期待出来ないここ天城高原の会員権だとすると、償却するのに必要な年数は約9年。
今は大丈夫でも将来的に年間36泊もお出かけする元気があるか、出不精になってからの固定費(年間管理費)を払い続ける気分的な負担はどうか、割引現在価値に直すと償却年数はさらに何年延びるか・・
結論はいつもと同じ。
結局今は買わないのだ。
健康寿命や今後のインフレを考えれば「今でしょっ!」の一択なのだろうが、これでいいのだ。山のロッジでの暇つぶしとしては、悪くないテーマだった。
「軽井沢の会員権なら買ってよ」と奥さんが言っている間にボクのレバナスが爆上げしたらもう一度考えてみよう。
考えるだけならただだからね。
ここにはボーロが走る場所は無限にある(笑)。
悪くないです。また来ることになると思います。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!