豪華旅行でも準備が大変

1か月前に来た時はまだ北陸新幹線は金沢停まりでしたが、今回は加賀温泉駅まで直行です。

お祝いに駅ピアノも寄贈されていました。

まさかのリピート、でも奥さんは

 

お品書きの中で酢の物が主役になることなどないでしょう。こんな時以外は・・

 

1か月前と同じ旅館。

1か月前と同様に2層の温泉風呂付の部屋。

 

元会社のバイト代をこの1年でぱーっと使い切ろうと計画した麻太郎家(にしては)豪華な旅行第2弾は何と前回蟹三昧のリピとなりました。

我が家(なりの)贅沢三昧旅行~その1

奥さんと「今年秋にもまた行こうね」と約束したのですが、今回の ”北陸応援割” に乗せられて、蟹がまだある3月にまた来ました。

前回2泊目でお世話になった旅館に。

しかし奥さんに至っては、この2週間前に前回1泊目に泊まった旅館にお義母さんと一緒にリピしているのです。「88歳のお義母さんがまだ動けるうちにこの蟹を食べさせてあげたい」と・・親孝行のつもりでしょうが、まだ北陸割もなかったあの旅行のスポンサーは当然お義母さんだったでしょう。

要は奥さんはこの1か月間で3回目の北陸(蟹)旅行です。普通じゃないなぁ・・

蟹追加コース/通常懐石コース

今回の2日目は山中温泉に移って新たな旅館に。

ここも奥さんが以前より気になっていた老舗旅館でしたが、正午に駅まで迎えに来てくれました。

部屋の準備を待つ間はリノベしたばかりのフロントラウンジでふきのとうのお茶のサービスが好印象。

 

 

この日の宿は北陸割適用コースが限定されていて蟹付きコースにあらず。でも不満はありません。

今まで楽しんだ蟹1~2杯付コースでは蟹自体のボリュームがある為、前菜、お椀、お造り、そして最後にご飯と言った感じでした。

でも通常の夕食に対し蟹1杯が5~6万円の追加ですから、それで焼き物・煮物・揚げ物も出ないのは何だかなぁとは思っていたのです。まぁ実際そんなに食べられない訳だけど・・

この宿は蟹をつけなかったので前泊旅館より6万円ほど安かったのですが、立派な懐石コースでした。

前菜の八寸に始まり、お椀・お造り・焚き合せ・焼き物、そして台物として能登牛巻のしゃぶしゃぶが絶品でした。

それで・・ちゃんと蟹も出てきました。味噌付きで。

えっ?これで十分じゃない。少なくとも2泊目としては・・

北陸応援割で混乱

石川は3月12日、隣接3県は8日からの受付開始でしたが、今回は割引をゲットするのにかなり苦労しました。

そもそもなーんとなく宿泊料金に便乗値上げの香りが・・まぁこれは今回に限ったことではありません。

その中で、1か月前に泊まった石川の旅館は料金が変わっていないことにも好感を持ち、受付開始前に先ず2泊分を予約。コロナ禍の全国旅行支援と同様今回もスイッチングが出来ると踏んでいました。

先方もボク達のことを覚えていてくれたのか、とても丁寧な電話対応。でも「スイッチング可能かどうかは分かりません」と。

何でも「部屋の数だけ割引枠を石川県から貰えるか受付前日までどうかわからない」というのです。

それで試しに4日前から受付開始する富山県の旅館サイトに夜中0時にログインを試みるも全く繋がらず7分後には ”終了” のお知らせが・・翌日のニュースで応援枠が完売されたことを知りました。

これはマズイ。

ボクとしては、事前に確保している石川のリピ旅館2泊分の部屋を混み合う受付当初はキープしてほとぼりが冷めた同日15時頃にキャンセルして直ぐに取り直そうと考えていたのだけど、そんな悠長なことでは応援枠そのものが枯渇してしまいそうです。

仕方ないので12日当日の0時丁度にお目当ての旅館にログイン、そしたら幸運にも新たに部屋を2泊分ゲット!画面を進んでいくと・・

「予約した部屋の応援割については本日朝9時から順次電話で受け付け致します」

うーん・・・この旅館大好きなんだけど、システムが追い付いていないのかなぁ・・

奥さんは仕事に出ているのでボク一人で朝9時に電話を掛けてみる。

ここでも幸運にして直ぐ通じて応援割の適用を(既に何度も話している)宿のおじさんにお願いする。すると申し訳なさそうに・・

「あーこの応援割は連泊適応出来ないルールなんです。。」

一泊だけお願いして電話を切った後、今からもう一泊違う旅館にトライする気力もない・・

結局奥さんが昼休みに件の宿を応援割でゲットしてくれました。深謝!

 

以前の記事でも言ったけど、コロナ禍支援でも被災地応援支援でも支援されるべきは利用者では無く、当然宿側です。だからいろいろバタバタしたけどボクたち的には文句無し。こんなささやかなチャレンジはゲーム感覚で楽しんでしまえば良いのです。

森のホテル@東京

でも、今回の北陸応援割って本当に宿にとってフレンドリーだったのかなぁと思ってしまう。

直前まで宿には応援割の枠すら知らさせれければ、利用者からの問い合わせにも答えられないし、実際ボクが事前に宿に電話した時もなかなかつながらない程先方も電話の対応が大変だったのだと思います。

公明党なんかから国交省に大臣を送り込む慣習はもう止めた方が良いよ。本当に・・

もうひとつ。今回外国人観光客にもこの北陸応援割が適用されることに多くの非難が集まりました。

「この円安時なんだから外国人は割引など無くても来るでしょ!」

ボクも枠が思う様にゲット出来ない時はそう思っていました。

でも宿でゆっくりくつろいでネットで調べて見ました。

”都道府県インバウンドランキング”

最下位は福井県。下から3番目にまさかの石川県!金沢なんて外国人大好きシティかと思ってた。

国交省がそこまで考えていたかは微妙ですが、これを機会に北陸にインバウンドのリピを促す努力が出来ればと思います。

インバウンドに限らず。麻太郎家もまたこの ”北陸応援割” を利用して4月にここに来るのです(!?)

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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