軽井沢は新緑の季節。
細い散歩道の喫茶店で子犬とちょっと休憩を楽しみたくなる季節でもあります。
来週京都に青紅葉を見に行くのだけど、ここでもう十分って感じです。
今軽井沢ではあちこちで屋外写真展をやっています。
こういう情報を海外のSNSから入手することも。
多国籍メンバーとの集いで
場所は変わって西麻布のレストランでボクの一時職場復帰を歓迎してくれた会社の仲間と。
ボクの元部下(インド人)が、副業でこの店の経営に参画しています。
新装開店前に貸し切りでフレンチのフルコースをご馳走してくれました。
いつの時でも持つべきはデキた部下です!
インド人の彼の他にはドイツ人・ギリシャ人・フィリピン人。皆まだ30代だけど日本はもう長いです。
彼等のこの日の話題は日本での旅行について。
高野山での禅体験、屋久島のフォレストキャンピングと言った外国人人気観光の他にボクの本籍地三重にあるアマンリゾート (知らなかった!)や山形の棚田にあるホテルなど・・
来週行く京都でもボクが知らない丹後の人気スポットを丁寧に教えてくれました。
昨今の円安もあり過熱気味のインバウンド観光客について、皆一同「どこも外国人が多過ぎて日本にいる気がしない」としかめっ面(笑)。
ボクがメインゲストだったので最初の5分は日本語での会話でしたが、こういう楽しい話題で盛り上がると直ぐに英語に切り替わるのはいつもの光景です。
そこでふと思ったのです・・
もしこの日ボクが呼ばれていなくてこの中に英語が話せない外国人が一人いたら、彼らは共通語として日本語で盛り上がるのだろうか?日本人もいないのに(笑)。
インバウンド観光の影?
一昔前は外国人観光客のユニークな視点による観光スポットなど、それこそ京都の伏見稲荷くらいしか知らなかったですが、今はSNSの浸透とそれを使っての発信欲求から、本当に様々な思わぬ場所に外国人観光客がいますね。
数年前に渋谷駅前のスクランブル交差点が映えスポットになったものが、今は雨の日のスクランブル交差点をビルの喫茶店から見るのが人気だそうです。何でも開いた傘の集合体の動きが映えるのだそうです(笑)。
ボク達日本人にとって普通の光景が異国人には違う視点で見えるものに気付かされるのもまたおもしろいものです。
でも最近では笑えないニュースも。
河口湖町では、富士山をバックにローソンの写真を撮る外国人観光客が4~5年前より集まりだし、道路上での危険な横断、またゴミ捨てなどの問題が深刻になっているそうです。
他にも富士山と一緒に映るコンビニはいくつもありそうなものですが、ローソンのブルーのラインと富士山のコラボが外国人に映えるそうです。
町もローソンも観光客を排除しない形で対処を試みますが不発、最終的に観光客が映え写真を撮れない様に巨大な黒のシート (20mx2.5m!!) を歩道と道の間に設置することになりました。
これはこれでまた恰好のSNSネタになるのではないかと思うのですが如何でしょうか?
「こんな景観を損ねる形での対応ではなくて、例えば町が広告料を払って富士山が見えない様にローソンの建屋の上に町の広告看板を設置する等の手は打てなかったんでしょうかね」
TV出演のコメンテーターが言っていましたが、本当にその通りだと思います。
結局この対応はまた世界中のニュースとなり、日本の地方行政のセンスの無さが世界で認知されることにならないか心配です。
まぁ、こういう不器用さも含めて日本が愛されているのなら良いのですが・・
御代田町のスーパー駐車場から見たイエローハットに浮かぶ春の浅間山(ブラウンハット)。
これも将来外国人観光者の名所になるかな?
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!