奥さんが働き始めて諦めていた夫婦平日旅行。
意外と新しい職場環境がフレキシブルで、早くも4月の金曜日に休みを取得。早春の軽井沢に2泊3日の旅行へ。
ホテル選び
奥さんが再度働きに出たのはご本人の自己満足の為で(ボクと一緒ね笑)、これが理由で混んで高い週末しか旅行に行けないと「なんだかなぁ」と思っていました。
でも奥さんの格安案件を拾う能力が凄い。ホントいつも感心します。
初日は浅間山を見晴らすホテル(最近奥さんが再評価しているPホテルグループ)。10年程前に奥さんとゴルフで利用したことがあります。2ボールもウェルカムで、ある意味カップルをターゲットにしたホテルでしたが、今回泊まってみるとPホテルらしく家族連れも多く明るい感じ。
霧の軽井沢も趣があります。
金曜日だと1日違いで半値くらいの料金で泊まれます。
額に汗して会社に奉公し、たまの週末旅行でまた高い料金を搾取されるリーマン人生は理不尽ですね。
ボクは現役時代はどうせなら給料など上がらなくても良いので(上がったけど)平日にいつでも遠慮無く休暇を取れるくらいには働いてやろうと決めていました。
今思えばこれが結果的にモチベーション高くサラリーマンを続けられたラッキーな要因だったと思います。
ラッキーと言えば、奥さんがホテルのエステを予約したら14時しか空いてないと。でもそのお陰で13時にはチェックインさせて貰えました(笑)
2日目は定宿のTへ。週末料金は高いんだけど奥さんが”ワケあり案件”を見つけてくる(笑)
「工事中につき窓からの眺望無し」
軽井沢、そしてこのホテルの楽しみ方を充分知っているので、1日くらい部屋の眺望が無くても問題無し。でも・・・
結局レイトチェックアウト特典の正午迄何故か工事は行われず、部屋のテラスでのんびり寛ぎました。
部屋代は安いのに他にも特典はいろいろ。売店ギフト券、選べるチョコレート2箱、そして朝ワイン2杯!
こういうささやかなラッキーを奥さんとおもしろがって過ごす人生が最強。
食べたものあれこれ
今回も子犬は姉に預けて(笑)新規開拓です。
和食堂I
初日は軽井沢を通り越して佐久平の和食処へ。
開店前に待っていると長野ナンバーが続々到着。
どちらも見栄えは今一つながら(笑)焼き物メニューは全て炭火焼きで、素材の良さが存分に楽しめます。
手作りの魚のふりかけもお替り自由でご飯も進みます。
常連さん(ぽい人達)は皆、ハーブ鶏を頼んでいてボク達ももう一回来ないと。
焼き鳥B
奥さんがフォローしている軽井沢民のツイッターで教えて貰ったお店。
ここはお酒が豊富でつまみも美味いので、飲み過ぎました。
イタリアン食堂N
ここもなかなか予約が取れない店です。塩沢の住宅地でひっそりと夫婦で切り盛りしています。
お会計後にお店のご夫婦揃って「パスタ2種も食べて頂いてありがとうございます」とのご挨拶(笑) こんなに食べる夫婦は珍しいのかな。ご馳走様でした!
食料安全保障??
これだけ様々な料理を軽井沢で楽しめる幸せ。
ホテルの部屋のテレビで、ウクライナ情勢から受ける日本への影響の中で「小麦の価格が!」と。
「ウクライナかわいそう」と心を痛めながら、自分の腹具合も心配なのね。ボクも軽井沢で飽食の身分ですからシニカルなコメントは出来ません。
でも国家安全保障上、日本はそんなに食料確保に危機感を持つべきなのでしょうか?
和食で良いんじゃない?
パンやパスタが高いならお米でいいんじゃない?
肉が高いなら魚でいいんじゃない?
野菜は国産の旬なものを食べればいいんじゃない?
フードロスを見直す良い機会じゃない?
本当に残念なことに今や日本は世界に名だたるフードロス大国です。先ずはこの見直しが先決。
消費者、農家、企業、政治がちゃんと意識と意志を持って取り組めば、これはエネルギー安全保障、軍事面の安全保障より数段ハードルは低いと思います。
「いただきます」=「命をいただきます」という日本の文化をもっと誇りに感じたい。
そもそも食べ過ぎじゃない?(ボクもね)
この数十年間人類は食べ過ぎているのです。朝昼晩時間になったら三食食べなければならないという習慣が、文字通り全ての生活習慣病に繋がっているのです。
空腹でも無いのに食べるのは人間だけ。
どうでしょうか?
地中海料理と並ぶ世界有数の健康食の和食中心の生活となり、フードロスを防いで精神の浄化を行い、小食によりあらゆる生活習慣病を抑える方が、ボクの軽井沢での飽食の楽しみより遥かにメリットが大きいのでは?
まぁ言葉に出すのは簡単なんだけどね・・
こうして新しく美味しい食堂を開拓した後の最終日にいつも安定の身体に優しい和食O。
やっぱりボクは和食だけでも大丈夫かも!
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!