子犬の散歩に久し振りに江の島へ。平日なのに随分人出が増えた。
いつもの高台の食堂も6組待ってやっと入店。
いつも思う。写真一枚とるまでにどうして最初の一口が我慢出来ないものか・・
ここの食堂はボクが現役の時に会社をサボって フレックスを使ってよく平日に来ていた。
定年退職してここに来ると、海を見ながら仕事していたあの頃を懐かしむこともあったが、今は全く同じことをやっていて苦笑する。当時のブラックベリーがスマホに変わっただけだ。
いや、もう一つ変わったとすれば、今はリモートワークが基本だからサボってる罪悪感は全くない。在宅だろうと海辺の食堂だろうと何ならカラオケボックスでもアウトプットを出せるツールさえあればどこでも良いのだ。
この食堂はもう20年くらいの馴染みの店だが、昨年あたりからついにペイペイQRコード支払いも可能になった。
今回行ったらこんなキャンペーンも。
５~６年前までは、5千円以上の買い物はクレジットカードで、それ以下は現金でといった対応を無意識にしていたけど、今は金額に拘わらずQRコード決済が主流だ。
手軽だし、ポイントも溜まるし、このようにキャンペーンをやっていることもある。勿論利用出来るお店が多くなってきたというのもある。
ところがだ・・
先日ペイペイカードからメールが入った。
「銀行引き落としが出来ないので〇月〇日までにコンビニで17万円支払ってください」と。
ペイペイカードを利用したことは一度も無い。
メールでは詳しい事情も17万円の明細も分からずまたリンクを踏むのも怖かったので、先ずはペイペイカードのカスタマーサービスに電話して聞いてみる。
アカウントと文面を読み上げると先方CSは「確かにそれは弊社のメールで間違いありません」と。
そこで、こちらの事情を説明する。
- 2か月ほど前にスマホを紛失し、シムの再発行を最寄りのワイモバイル店にお願いしたところ、ペイペイカードを作ればシム再発行手数料がタダになると勧められたこと。
- 作られた新規カードは引き落とし銀行口座連絡書と一緒に郵送されてくるが、店員からは、特に口座紐付けやカード利用が今回（シム）手数料無料の条件にはならないとの説明を受けたこと。
- そう言う事で後日郵送されてきた封筒は、今日まで開封すらしていなかったこと。
するとCSの方が申し訳なさそうに尋ねる。
「その時ワイモバの店員から説明は受けていませんでした？」
要はこういう事らしい。
ボクはペイペイのQR決済を、「（同列グループの）ワイモバの一括支払い」というルートで楽天カード決済に紐付けていたのだ。これだと楽天カードのポイントとPPポイントが同時に溜まる。
ところが、ペイペイカードを新規に取得すると自動的に楽天カード決済からPPカード決済に優先順位が移ることになるらしい。
「へっ？ ボクは封筒も開けていないから、カードナンバーも知らないしそもそも引き落とし口座の指定もしていないんですよ。それなのにPPカードが利用出来るんですか？」
「はい・・」
これは怖い。
PPカード発行の際は勿論ワイモバ店員からアイパットで定款の条項をスクロールして見せて貰ってはいるが、当然中身をちゃんと読んでいる訳ではない。
でもこんなのアメリカだったら一発アウトだ。勿論ボクの方が・・
その電話でPPカード解約の手続きをしてもらい、同日中にコンビニに17万円を支払いに行った。クレジットカード枚数は断捨離済で増やしたくないのだ。
ここに辿り着く迄にボクの理解力と想像力では3時間程かかった。現役の多忙な時だったら気が狂っていたかもしれない。
でも先方のCSさんも良い方で、”今回の迷惑料” としてワイモバのシム再発行手数料が改めて請求されないように手配して頂いた。
そう、誰を恨む訳でも誰かに咎められる訳でも無く解決して良かった。
ＰＰカードは不要だが、ＱＲ決済はもうボクの日常生活で必要不可欠なツールになっているのだ。これからも有難く使わせてもらおう。
さて、天気の悪い平日の昼下がり、ちょいと昼呑みした後に新しい曲を練習しに・・
前述で「何ならカラオケボックスでも！」と言ったけど、流石にオンライン会議をここでやるのはちょっと・・ということで、練習は1時間半で切り上げた。
行きつけのカラオケ屋さんだけど、今年からセルフレジになっており、ここでもペイペイQR決済が大活躍だ。
もともとシニア会員料金として1時間料金で2時間利用OKというシステムだけど、30分早く出て来たということで何故かさらに割引が適応されて310円になり・・これって計算あってる？
フリーソフトドリンク・ソフトクリームでこの料金はお得過ぎだろう。
セルフレジで、受付のバイトの店員さんも不在で聞くに聞けない。
ちゃんと決済も出来たので、帰宅して気持ち良くオンライン会議に入れる(笑)。
それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を！
