あっ!一年たったんだ

ボクの誕生日。奥さんが鰻をご馳走してくれました。

ひいきにしている川向うの鰻屋さん、相変わらず大盛況。

前回母の日に来たときは、神奈川もまんぼうでアルコールNG。

あれ、今もまんぼうのはずですが、東京同様19時迄アルコールOK。煮凝り付きでうれしい・・

そしたらまた東京は緊急事態宣言になった・・

政府の迷走ぶりに翻弄される人々。まぁ緊急事態宣言もまんぼうも単なる気合の対策ですから(笑) 別に理屈が通ってなくてもオリンピック前に一定の気休め効果があれば現内閣としてはOK。

61歳になったことへの思い入れは全く無いのですが、昨年は60歳の誕生日を境に有給消化に入り、7月末日で定年退職となりました。ということで、この度実質的に会社からステップダウンしてちょうど1年が経ちました。

こちらは何だか感慨深い・・

この1年間を振り返って

ジャネーの法則的には、好奇心を持って興味の有ることだけをやって生きていければ人生の体感時間長くなるはずでしたが、現実は長くも短くも感じた1年でした。

在職中の習慣にならって四半期毎に振り返ってみます。

でももう期末毎に数字に追われることはないのはとても幸せ!

 

7月~9月

7月はまだ会社に籍があり、お給料を頂いている期間。有給休暇でも自宅にいることが多かったですが、同じく在宅の新入社員君のケアをメールでしていました。4月に入社してから7月迄数回しか出社できていない新人君でした。その他の会社からのメールはもうこないように段取りしておいたので、ノーストレス。

この時期は、自身と家族の健康寿命の延伸を目的に、「健康管理士」の資格を取得する為に予防医学を勉強していました。退職後の長い人生、自分で動けないと謳歌することが出来ませんからね。

8月1日になるとPCを通して会社とのアクセスが出来なくなり、会社を正式に退職したと実感、その後も健康保険の継続手続き、拠出年金の解約手続き、住民税の支払い、そして骨折した肩の毎日のリハビリ等々でなんだかんだ適度にやることあり。

また、「何か毎日やらなければ」という気持ちも当時はまだ強く、1週間かけての計画的な家の大掃除とか頑張っていた時期です(笑)。奥さんが仕事を継続したことから一人でグターっとしていることに罪悪感があったのも事実です。

コロナ禍で満足に旅行が出来なかったこの3か月間ですが、当然ながら定年直後の解放感を強く味わった時期でした。

本当は退職後に1か月間バリで沈没、そして後は家でクーラーで涼みながらのオリンピック観戦となるはずの最初の四半期でしたが、実はそんなイベントが無くても退職直後は十分に自由を謳歌出来ると実感した次第でした。

10月~12月

この時期はGo Toもあり、積極的に旅行に出ていました。京都、福島、軽井沢、富士五湖で計23日間、4日に1日は東京を出ている計算です。一人旅もありましたが、まだ働いている奥さんと一緒の週末旅行にはボーロとの同伴旅行が増えてきました。奥さんの強い要望で・・

ボクの定年生活とともに我が家にやってきた子犬。この頃からやけに存在感があったなぁ。

また、この時期は未だ会社繋がりの方々と良く呑みに行っていた時期です。もうお腹一杯で辞めた会社なのに、自由になってもまだ会社の話題で3時間も盛り上がる自分が不思議でした。やはり何だかんだ好きでなければ38年間もサラリーマンは出来なかったのか?

寂しさとか後悔など全くないのに、会社時代を現役の友と懐かしむことが出来るのは意外ですが、多分良いタイミングで辞めたということなのでしょう。

1月~3月

この期間にブログは31本、ボクにしてはよく書いていた時期です。旅行には相変わらず元気よく出かけていましたが、日々にふと感じたことも日記のように書き綴っています。

ブログの内容からは、現役時代と今の比較、概ね「あー、自由の身になって良かったぁ」というトーンで綴っていますが、現役時代を懐かしむシーンも度々あったことが記されています。

特にボクの前職の長引く在宅勤務状況や、同じく奥さんの現在の在宅勤務を目の当たりにして、「雇用延長を選択していたら、ボクの生活はどうなっていたのだろうか?」という問いかけを今でも持っています。

定年退職したことを後悔は無いと思うのですが、もしずーっと在宅勤務、もしくはハイブリッド勤務が安定的に続くのであれば、そこに自分が身を置いてたらどんな生活だったかなと少なからず興味を持っていたのは事実です。

静かで心落ち着く定年生活が少し退屈になった? いやいやそんなことは。。

4月~6月

定年退職の数年前からto do listに入っていた数少ないチャンレンジ、日本語講師になることについては、厚労省がスポンサーの日本語講師養成講座の受験勉強を真面目にして無事合格、4月から9月までの日程で平日は毎日池袋の学校へ通っています。

新しい学問を学ぶこと、新しい仲間に出会うことは、体内のミトコンドリアを著しく活発にさせます。正直言って、晩年のサラリーマン生活の3倍くらい疲れますが(毎朝満員列車も体験するし)、そんなハードモードな環境を面白がって体験している自分の気楽な立場・身分というものに感謝です。

ちょうどよいタイミングで新たな生活に入ることが出来たようです。

ちょっと退屈に感じ始めていたかもしれない定年生活で、改めて休日や祝日の有難さ、メリハリのある日常生活を楽しんでいます。

また改めて1年前の定年退職と、この1年間を振り返って見たいなと思いました。

 

それではShanti Shanti! 素晴らしい1日を!

 

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